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2014年3月 8日 (土)

LCD-Xの印象

いつかは欲しいな~・・と思っていましたAudez'e LCD-3だったのですか、
去年年末にLCD-X/XCが発売になり「どっちか片方は絶対買う」と決めてお
りました。アメリカからの直接購入でも良かったのですが、使用頻度の高
さを考えて代理店の保証のある国内版を購入。ちなみに直接購入と国内版
との価格差は送料等含めて大体4万~5万円の違いです。
・・・あ、購入したのはLCD-Xです。

Img_1353

余談ですがこのLCD-xxシリーズはアマゾン等で簡単にドライバ以外が部品
単体で購入できメンテナンス性がとても高いです。しかも「造りが貧弱だ
なぁ」と思われる部分の部品がドンピシャで手に入る。これは毎日数時間
という高い使用頻度を予想している自分にとってはとても助かります。
Img_1354 4pinCannonの他に通常のジャックケーブルも付属します。

Img_1356 ハードケースも付属しますが
・・・正直置き場に困る。

本題の音と装着性wですが・・

音は良い意味でFostex TH900と正反対です。箇条書きにしてみると
(密閉型と開放型の比較??・・と思われる方もいるかと思いますが)

--環境--
PCトランスポート
   ↓
Mytek Digital STEREO192-DSD DAC
  (DSD5.6MHz)
      ↓
Luxman P-700u
      ↓
TH900(UNBAL)/LCD-X(BAL)



TH900
音場が(密閉型にしては)異常に広い。これは凄い。
高域がキラキラしていてとても伸びる。刺さりは無い・・と思う。
中域は程よい濃さ。音場の広さの影響か音が遠くから聞こえる感じ。
低域は超低域から良く出る。量は多くないがとてもしっかりしてる。
イヤパッドがプニプニしていて装着感はかなり良い。
装着感は良いがハウジングに細かい傷が付き易く使用には気を遣う。




LCD-X
-音場-
コレ密閉型かい? みたいな音場。半開放(T5P)より密閉感がある。全ての
帯域の音がドライバユニット全体から均等に出ている感じがして、全部
の帯域が音の芯みたい。TH900は音の中心から放射状に広がるのに対して
LCD-Xは既に均等に広がった状態で音が出ている。音の密度に偏りが無い。
これは結構凄いことだと思う。これが平面磁界/全面駆動の特徴なのでし
ょうか?
STAXの製品と似た鳴り方がします。ただ音の濃さはこちらの方が圧倒的に
濃いです。LCD-3との比較では薄めだがやはり濃い。ただ篭った感じはし
ないので開放型と密閉型の良い所を高いレベルで両立した感じ。

-高域-
比較的大人しいですがしっかり出ています。TH900みたいなキラキ
ラ感は全くありませんが透明感のある伸びた高域を聴かせてくれます。
LCD-3みたいに超絶濃い中域/低域にマスクされている感は薄らいでい
ます。ただ、高域好きな方が聴くとそのように聴こえるかも知れません。

-中域-
とても濃くTH900とは全く別の充実したボーカルを聞かせてくれます。
LCDシリーズの一番の特徴ではないでしょうか。あくまで高域/低域を
阻害しない、それでいて人間の耳が自然に感じる帯域バランスを鳴ら
しているように聴こえます。

-低域-
太い芯に支えられた迫力ある低域で、f特的には比較的フラットである
はずなのに聴いていて楽しい。一点から放射状に広がって聴こえる他の
ヘッドホンとの動作原理の違いがこの様に聴こえさせる要因になってい
るのでしようか?? 予め耳の全体まで広がりきった状態で音を出してい
る様に聴こえるため、低域が強めに聴こえるのかも。・・と思う。

全体的に自然且つ密度の濃いSTAXを力強くした音に聴こえました。
ただ、弦楽器系の音に関してはSTAX(SRM-4040)のが優しく自然に聴こえ
ます。この事に関しては性能云々よりも得意分野の違いでしょう。
実際の発売価格がかなり高額ではありますが、モノとしてはTH900や
SR-009等と同じく「ひとつの到達点」だと感じられるヘッドホンだと
思います。



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